目次
  1. ホームページ作成の費用は、相場の幅だけでは決まりません
  2. 費用は「制作費」「別途費用」「毎月の費用」に分けて見ます
  3. 制作費は、ページ数と作り方で変わります
  4. 原稿・写真・素材は、別途費用になりやすい部分です
  5. 公開後に毎月かかる費用を、最初の予算に入れます
  6. 依頼先による違いは、金額に含まれる範囲で比べます
  7. 見積もりを頼む前に、自社の条件を書き出します
  8. よくある質問
  9. まとめ|3つの費用を足してから比べます
  10. ホームページ作成の費用に関する無料相談

ホームページ作成の費用を調べると、数万円から数百万円までの幅が出てきます。その幅を見ても、自社でいくら用意すればよいかは決まりません。結論から言うと、費用は相場の幅から選ぶものではなく、「制作費」「別途費用」「毎月の費用」の三つに分けて、自社の条件で足して出すものです。この記事では、三つをそれぞれどう見積もるかと、見積もりを頼む前に書き出す条件を順にまとめます。

ホームページ作成の費用は、相場の幅だけでは決まりません

「ホームページ作成の費用はいくらかかるのか」への答えは、残念ながら一つの金額にはなりません。ページの数や作り方、原稿や写真を誰が用意するかで、金額が大きく動くからです。同じホームページ作成でも、4ページほどの会社案内と、ページが多く独自の仕組みを持つサイトでは、かかる作業の量が違います。相場の表の幅が広いのは、こうした条件の違うサイトの金額が一つの表に並んでいるためです。

費用の相場を並べた記事は数多くあります。私たちが検索結果の上位から本文まで読んだ3本は、どれも金額の幅に出どころが書かれていませんでした。別途費用の種類は並んでいても、自社の条件を当てはめて総額を出す手順は3本とも示していませんでした。

制作費の幅だけを見て予算を決めると、原稿や写真の費用、公開後に毎月かかる費用が後から加わり、予算を超えかねません。そこで、この記事では相場の表から予算を選ぶのをやめます。代わりに、自社の条件から総額を組み立てる手順をたどります。「いくらか」は、条件を決めれば見当をつけられる数字です。

この記事で扱うのは、制作会社や個人の制作者へホームページ作成を頼む場合の費用です。自分で作る方法や無料の道具の話は含めていません。読み終えたときに、社内で出す予算の見当と、見積もりを頼むときに渡す条件の一枚がそろっている状態を目指します。

費用は「制作費」「別途費用」「毎月の費用」に分けて見ます

制作費(公開までに一度)、別途費用(必要になった時に)、毎月の費用(公開後、毎月、×12か月)を足すと最初の予算になることを、箱と+・=で示した図。
最初の予算は、3つの費用を足した一つの式で出します。

費用の内訳は、次の三つの箱に分けて考えると整理できます。

中身いつかかるか
制作費サイトの設計からデザイン、実装、公開の設定まで公開までに一度
別途費用撮影や原稿作成など、制作費の外で必要になる作業や利用料必要になった時に
毎月の費用公開後の保守や管理公開後、毎月

この分け方は、実際の料金表にも表れています。例として、EQUAL DESIGNの料金表を見てみましょう。ホームページ制作の料金と月額のサイト保守管理が別の行で載っています。さらに注意事項として、撮影や原稿作成などは別途になると書かれています。

料金表の行を三つの箱に振り分けると、次のようになります。

  • 制作費の箱:Studio・ノーコード制作、オリジナルWeb開発、ページ追加、動きのある演出の追加
  • 別途費用の箱:撮影、取材、原稿作成、素材購入など、注意事項で別途とされている作業や利用料
  • 毎月の費用の箱:サイト保守管理

この記事で紹介する金額は、この一社の料金表に載っている税別の参考価格です。業界の相場や平均を示すものではありません。数字は、三つの箱に自分の条件を入れる練習の材料として使ってください。

質問サイトには、飲食店を経営する人が、制作費と月々の管理費をそれぞれ知りたいと尋ねた質問もありました。最初にかかるお金と、毎月出ていくお金を分けて知りたいという悩みです。三つの箱は、この二つの間に「別途費用」をはさんだ分け方にあたります。

三つの箱を使うと、最初に用意する予算は次の式で出せます。

  • 最初の予算 = 制作費 + 別途費用 + 毎月の費用×12か月

12か月分を入れるのは、公開した年に払う分まで最初の予算で押さえておくためです。二年目からは制作費がなくなり、毎月の費用と、その年に頼んだ別途費用が残ります。

相場を解説する記事にも、別途費用の一覧は載っています。足りないのは、三つを足して自社の総額にする手順です。三つの箱を別々に確かめてから足す。これが、自社の総額を出すための基本の形です。

制作費は、ページ数と作り方で変わります

「ホームページの制作費は何で変わるのか」を考えるとき、まず決めたいのはページの数と作り方の二つです。

EQUAL DESIGNの料金表では、作り方がノーコード制作とオリジナルWeb開発の二つに分かれています。ノーコードとは、プログラムを書かずに画面の操作でサイトを組み立てる方法のことです。下の一覧にあるStudioは、ノーコードでサイトを作れるサービスの一つを指します。オリジナルWeb開発は、サイトの仕組みを独自に作り込む方法です。

料金表の制作費は、次のとおりです(すべて税別の参考価格)。

  • Studio・ノーコード制作:300,000円〜(4ページほどの構成から、10ページまでを含む)
  • オリジナルWeb開発:500,000円〜(4ページほどの構成から、10ページまでを含む)
  • ページ追加:11ページ目以降、1ページにつき +30,000円
  • スクロール演出・アニメーション:+50,000円

どちらの基本料金にも、10ページまでの情報設計とデザインが含まれています。実装と基本SEO(検索エンジンに内容を正しく伝えるための基本の設定)、公開設定も同じく含まれます。

ページの数を数えるときは、メニューから別の画面として開くものを1ページずつ数えると整理しやすくなります。たとえば、次のような画面です。

  • トップページ
  • サービスや商品の紹介
  • 会社や店舗の概要
  • お問い合わせ

同じ画面を下へ読み進める中にある段落は、そのページの一部です。サービスごとに画面を分けるか、一つの画面にまとめるかで、数は変わります。お知らせや実績のように後から増えていくページは、公開の時点で作る数と、公開後に自社で足していくのかを分けて書いておきましょう。ページの一覧には、ページごとに載せたい内容を一行ずつ添えておきます。そうしておくと、次の章で原稿を誰が書くかを決めるときにも、そのまま使えます。

料金表の二つの行を比べると、情報設計とデザイン、基本SEOと公開設定は共通です。違うのは実装の部分で、ノーコード制作は「Studio実装」、オリジナルWeb開発は「独自実装」と書かれています。

基本料金の差は200,000円(税別の参考価格)です。迷ったら、作り方を決めずに「どちらで作るのが合うか、その理由は何か」を見積もりで聞いてください。そのとき、次の二つを伝えておくと、提案の理由を比べやすくなります。

  • 公開後に、文章や写真の差し替えを社内で行いたいか
  • 予約や会員登録のように、画面を見せる以外の仕組みを入れたいか

見積もりが届いたら、制作費が一つの金額にまとまっていないかも見ておきます。基本料金と追加するページと演出が別の行に分かれていれば、ページを減らしたときや演出をやめたときの金額を自分で計算できます。

ここに自社の数字を入れてみます。以下は、一社の参考価格による計算の例です。

    1. ノーコードで作り、ページは12ページ必要
    1. 基本料金 300,000円〜に、11ページ目と12ページ目の追加 2ページ分 60,000円を足す
    1. 制作費の見当は 360,000円〜(税別の参考価格)

もう一つ、ページが10ページに収まり、動きのある演出を入れたい場合の例です。これも同じ料金表の値だけで組んでいます。

    1. オリジナルWeb開発で作り、ページは8ページ
    1. 10ページまでは基本料金に含まれるので、ページ追加はかからない
    1. 基本料金 500,000円〜に、スクロール演出・アニメーション 50,000円を足す
    1. 制作費の見当は 550,000円〜(税別の参考価格)

ページが10ページを大きく超えそうな場合は、すべてを公開の時点で作るか、一部を公開後に足すかも考えます。公開後に足すページは、その時に頼む費用として別の年の予算に回せます。

金額に「〜」が付いているのは、ここが下限の目安だからです。料金表にも、ページ追加は内容や構成の複雑さによって変わると書かれています。演出も、表現の内容を確かめて見積もる扱いです。正式な金額は、仕様と対応範囲を確かめた見積もりで決まるものです。

「10ページまでに収まるか、11ページ目以降が何ページあるか」を先に数えると、制作費の見当がつきます。必要なページの一覧を作るところから始めてください。

原稿・写真・素材は、別途費用になりやすい部分です

「見積もりの金額以外に何のお金がかかるのか」。答えの中心になるのが、この二つ目の箱です。

EQUAL DESIGNの料金表の注意事項には、次のような作業や費用は別途になると書かれています。

  • 撮影
  • 取材
  • 原稿作成
  • 素材購入
  • 印刷費
  • 広告出稿費
  • 外部サービス利用料

サイトに載せる文章や写真も、制作費に含まれていると考えて予算を組みがちです。けれど、文章を書く作業や写真を撮る作業は、サイトを組み立てる作業とは別に扱われることがあります。

この箱で先に決めることは、原稿と写真を自社で用意するか、依頼するかです。自社で用意するなら、別途費用はかかりにくくなります。そのかわり、社内で書く時間と撮る時間が要ります。

項目ごとに、自社で用意する場合と依頼する場合で何が変わるかを見ていきます。

  • 撮影:自社で撮るなら、店舗や商品、働く人の写真を社内でそろえる。頼むなら、撮る場所と枚数を伝えて別の金額を出してもらう
  • 取材:自社で書くなら、伝えたい強みを社内で言葉にしておく。頼むなら、話を聞いてもらう時間を社内で空ける
  • 原稿作成:自社で書くなら、ページの一覧に合わせて文章を用意する。頼むなら、どのページの文章までを任せるかを決める
  • 素材購入:手持ちの写真や図で足りるかを確かめる。足りなければ、買う素材を誰が選んで、どちらが代金を払うかを決める
  • 外部サービス利用料:サイトに組み込む外部のサービスがあるかを書き出す。あれば、その利用料を誰が契約して払うかを決める

自社で用意すると決めた原稿や写真は、いつまでに渡すかも依頼先と決めておきます。渡すのが遅れると、公開したい時期に間に合わなくなることがあるからです。

印刷費と広告出稿費は、ホームページを作る作業そのものとは別の費用です。名刺やチラシを同時に作る場合や、公開後に広告を出す場合に、別の予算として考えます。

依頼するなら、見積もりにその作業が含まれているかを確かめます。「原稿と写真は、この見積もりに含まれていますか」と、はっきり聞いてください。含まれていなければ、別の金額として出してもらいます。

見積もりを頼むときは、別途費用になりそうな項目に「含む」「含まない」「自社で用意」のどれかを書いてもらうと、抜けに気づけます。依頼の文面には、たとえば次のように書いておくと伝わります。

  • 原稿作成:トップページとサービス紹介は依頼したい。会社概要は自社で書く
  • 撮影:店舗の外観と内観を依頼したい。商品の写真は手持ちを使う
  • 素材購入:必要になりそうなら、事前に金額を知らせてほしい

写真や文章をまだ一枚も用意していない会社もあるでしょう。その場合は「未定」と書き、依頼した場合の金額を別の行で出してもらいます。自社で用意する場合と依頼する場合の両方の数字が手元にあれば、社内で時間を使うかお金を使うかを選べます。

公開後に毎月かかる費用を、最初の予算に入れます

「公開した後に毎月いくらかかるのか」は、制作費ほど目立ちません。ですが、長く使うほど積み上がる費用です。

EQUAL DESIGNの料金表では、サイト保守管理が月額5,000円(税別の参考価格)で載っています。保守管理とは、公開後のサイトを使える状態に保つための作業のことです。どの作業が月額に含まれるかは依頼先によって違うため、中身も合わせて確かめます。

このほか、ドメイン(サイトの住所にあたるもの)やサーバー(サイトのデータを置いておく場所)の利用料が、外部サービスの利用料として別にかかることがあります。金額は契約する事業者によって違うため、見積もりの際に何が含まれるかを確かめましょう。

公開後にかかる費用は、種類ごとに次の点を確かめておくと、後から「これは別でした」となりにくくなります。

  • ドメイン:誰の名義で取得し、利用料を誰が払うのか。見積もりや月額に含まれているか
  • サーバー:誰が契約し、利用料を誰が払うのか。見積もりや月額に含まれているか
  • 保守管理:月額に含まれる作業は何か。含まれない作業を頼んだときはどう見積もるか
  • 文章や写真の差し替え:保守管理の月額に含まれるのか、頼むたびに見積もるのか
  • 外部サービス:サイトに組み込んだサービスの利用料を、誰が契約して払うのか

名義と契約者を確かめておくのは、費用の払い先と、困ったときに誰へ連絡するかが決まるからです。ドメインやサーバーを自社で契約するなら、その利用料は自社で払う費用として三つ目の箱へ入れます。制作を頼む先がまとめて契約するなら、月額の中に入っているのか、別に請求されるのかを聞いておきましょう。

毎月の費用は、一年分に直して最初の予算へ足します。月額5,000円なら一年で60,000円(税別の参考価格)です。先ほどの制作費の例と合わせると、制作費と一年分の保守で420,000円〜になります。ここに、二つ目の箱の別途費用が必要に応じて加わります。

二つ目の計算の例でも、同じように足せます。制作費 550,000円〜に一年分の保守 60,000円を足すと、610,000円〜です(どちらも税別の参考価格)。ドメインやサーバーの利用料が月額の外にある場合は、その一年分もここへ足します。二つの計算の例は、別途費用を入れずに足しています。原稿や撮影を頼む場合は、見積もりで出してもらった金額をこの合計に加えてください。

二年目以降は、制作費がなくなり、毎月の費用の一年分が残ります。一つ目の計算の例で、一年目と二年目以降を分けて書くと次のようになります(税別の参考価格)。

  • 一年目:制作費 360,000円〜 + 保守 60,000円 = 420,000円〜
  • 二年目以降の毎年:保守 60,000円
  • どちらの年も:月額の外にある利用料と、その年に頼んだ別途費用を足す

一年目の総額だけでなく、二年目からの年額も書いておくと、社内で「毎年いくら出るのか」と聞かれたときに答えられます。

保守管理を頼まない場合は、公開後の作業を社内の誰が受け持つかを決めておきます。その場合もドメインやサーバーの利用料がかかることがあるため、三つ目の箱が空になるとは限りません。

公開後にどんな作業を任せたいかによって、選ぶ保守の中身も変わります。保守を頼む先の比べ方は、ホームページの保守会社の選び方で詳しくまとめています。

関連記事 / ホームページ制作ホームページ保守会社の選び方|対応範囲と緊急時を比べる7基準ホームページ保守会社を選ぶ前に、対応範囲と緊急時の責任を七つの基準で比べる方法を解説します。記事を読む →

依頼先による違いは、金額に含まれる範囲で比べます

見積もりAとBを、制作費・原稿作成・撮影・毎月の費用の4行で比べた図。Bの原稿作成と撮影は記載なしで、下の帯に「記載なしは依頼先に聞く」「一年目の合計でそろえて比べる」とある。
記載のない項目は依頼先に聞き、一年目の合計でそろえて比べます。

「制作会社と個人では費用の何が違うのか」は、よく迷われる点です。依頼先の種類だけで、安い高いを決めるのはおすすめしません。

同じ金額に見えても、三つの箱のどこまでが含まれているかは依頼先ごとに違います。制作費だけの金額と、原稿作成や保守まで入った金額を並べても、正しく比べられません。比べる前に、三つの箱のどこまでが含まれるかをそろえます。

払い方の違いにも気をつけましょう。制作費を最初にまとめて払う形のほかに、毎月の料金に制作や更新の対応を含める形を用意している依頼先もあります。払い方が違う見積もりは、同じ期間で払う合計に直してから並べると比べられます。

複数の見積もりを並べるときは、依頼先ごとに次の項目を一枚へ書き写すと、差がどこから来ているかが見えます。

  • 作り方:ノーコードか、独自の開発か
  • 基本料金に含まれるページ数:何ページまでか
  • 追加するページの金額:1ページいくらか
  • 動きのある演出:基本料金に含むか、別の金額か
  • 原稿作成:含むか、含まないか、自社で用意する前提か
  • 撮影:含むか、含まないか、自社で用意する前提か
  • ドメインとサーバー:契約者は自社か、依頼先か
  • 毎月の費用:月いくらで、どの作業が含まれるか
  • 一年目の合計:制作費と別途費用と一年分の毎月の費用を足した額
  • 金額の表示:税込か、税別か

書き写すと、埋まらない項目が出てきます。埋まらない項目は、見積もりに書かれていない部分です。その項目を依頼先に聞いて埋めてから、一年目の合計で比べてください。

一年目の合計に差があるときは、差がどの項目から来ているかを探します。原稿作成を自社で用意する前提の見積もりが安く見えるなら、社内で書く時間も合わせて考えます。反対に、原稿作成や撮影を含む見積もりが高く見える場合は、その分を除いた金額でも並べ直してみてください。

個人の制作者(フリーランス)へ頼む場合には、知っておきたい決まりもあります。2024年11月1日に施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法です。

公正取引委員会などのリーフレットによると、従業員を使わない個人へ業務を頼む事業者は、取引の条件を書面などで示すことになっています。示す条件には、業務の内容や報酬の額が含まれます。自社の取引が対象になるかどうかは、専門家へ確かめてください。

リーフレットでは、書面などで示す条件として、次のような項目が挙げられています。

  • 業務の内容
  • 報酬の額
  • 支払期日
  • 業務を頼んだ日
  • 成果物を受け取る日と、受け取る場所

これらは、比べる表で確かめる項目とも重なる内容です。支払期日も一行足しておくと、いつまでにいくら払うかを社内の予定に入れられます。業務の内容を書き出す段階で、三つの箱のどこまでを頼むのかを決めておくと、書面にも同じ範囲を書けます。

どの依頼先でも、業務の内容と金額を書面で確かめ、三つの箱のどこまでが含まれるかをそろえてから比べるのが確実です。

見積もりを頼む前に、自社の条件を書き出します

「見積もりを頼む前に何を決めればよいか」。答えは、三つの箱に入れる数字の元になる条件です。

条件を書かずに「ホームページを作るといくらかかりますか」と尋ねると、返ってくるのは幅の広い答えになりがちです。質問サイトにも、業種や規模を書かずに費用を尋ねた質問がありました。返ってきたのは幅の広い答えで、質問した人は自分の場合の額が分からないままでした。

あなたの会社では、次の項目をいくつ書き出せるでしょうか。

  • 必要なページの一覧と、その数
  • 作り方(ノーコードか、独自の開発か)
  • 動きのある演出を入れたいか
  • 原稿を自社で書くか、依頼するか
  • 写真を自社で用意するか、撮影を頼むか
  • 公開後に任せたい作業
  • 公開したい時期

書き出すときは、各項目に一行ずつ答えを書き込みます。記入の例は次のとおりです。

  • 必要なページ:トップ、サービス紹介、会社概要、お問い合わせの4ページ。実績のページは未定
  • 作り方:未定。公開後に文章を社内で直したい
  • 動きのある演出:トップページだけ入れたい
  • 原稿:会社概要は自社で書く。サービス紹介は依頼した場合の金額も知りたい
  • 写真:店舗の写真は撮影を頼みたい。商品の写真は手持ちを使う
  • 公開後に任せたい作業:サイトの保守管理。文章の差し替えは社内で行う
  • 公開したい時期:来年の春まで
  • ドメインとサーバー:いまは持っていない。契約者を誰にするか相談したい

最後の行は、チェックリストに足しておくと役立つ項目です。すでにドメインを持っている会社なら、その契約者も書いておきます。

書き出した一枚は、社内で予算を相談するときにも使えます。三つの箱に入れた数字と未定の項目を並べておけば、どこが決まれば金額が固まるかを社内で共有できます。

決めきれない項目があっても、空欄にせず「未定」と書くのがこつです。未定と書いておけば、その項目にどんな前提を置いて見積もったかを書き添えてほしいと頼めます。空欄のままだと、依頼先ごとに違う前提で見積もられ、比べる表が埋まりにくくなります。

この一枚を同じ内容で複数の依頼先に渡せば、見積もりを同じ条件で比べられます。見積書を受け取った後に確かめる項目は、名古屋のホームページ制作費用の記事でまとめています。公開したい時期から逆算したい場合は、ホームページの制作期間も参考になるはずです。

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よくある質問

安い依頼先を選んでも大丈夫ですか?

金額だけで判断するのは避けたほうが安心です。安く見える見積もりが、制作費だけで別途費用や毎月の費用を含んでいないこともあります。三つの箱のどこまでが入っているかをそろえてから比べてください。

表示されている金額は税込ですか、税別ですか?

料金表や見積もりによって違います。この記事で例に挙げたEQUAL DESIGNの料金は、すべて税別の参考価格です。見積もりを比べる時は、税込と税別がそろっているかも確かめましょう。

見積もりの後で金額が変わることはありますか?

あります。ページが増えたり、途中で撮影や原稿作成を頼むことになったりすると、金額が変わる場合があります。最初に条件を書き出しておけば、後からの変更は少なく抑えられるでしょう。

ページが4ページより少なければ、基本料金より安くなりますか?

この記事で例に挙げた料金表の基本料金は、4ページほどの構成から10ページまでを含む料金です。それより少ないページで作る場合の金額は、料金表には書かれていません。ページの一覧を添えて、見積もりで確かめてください。

二年目以降にかかる費用は、どう見込めばよいですか?

制作費はかからなくなり、毎月の費用の一年分が残ります。ドメインやサーバーの利用料を自社で払っている場合は、その分も足します。ページを増やしたり写真を撮り直したりする年は、その費用を別途費用として加えてください。

まとめ|3つの費用を足してから比べます

ホームページ作成の費用は、相場の幅から選ぶと予算がずれやすくなります。各章で決めたことを並べ直すと、次のとおりです。

  • 費用を「制作費」「別途費用」「毎月の費用」の三つの箱に分ける
  • 制作費は、ページの数と作り方から見当をつける
  • 原稿と写真を自社で用意するか依頼するかを決め、見積もりに含まれるかを確かめる
  • 毎月の費用は、一年分に直して最初の予算へ足す
  • 依頼先は種類ではなく、金額に含まれる範囲で比べる
  • 条件を一枚に書き出してから、見積もりを頼む

最初にやることは、三つの箱に自社の条件を書き込み、合計を出すことです。完璧な数字でなくても構いません。合計の見当があれば、届いた見積もりに何が入っていて何が抜けているかを確かめやすくなります。中小企業がホームページ制作をどう進めるかの全体像は、中小企業のホームページ制作でまとめています。

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ホームページ作成の費用に関する無料相談

条件を書き出してみたものの、三つの箱に入れる数字が出しきれない場合もあると思います。途中まで書いた一枚をそのままお持ちいただいて構いません。

EQUAL DESIGNでは、いまの状況と必要なページを確認し、制作費と別途費用と公開後の費用を分けて整理したうえで、制作の範囲をご提案します。撮影や原稿作成が必要な場合は別途の扱いとなり、対応できるかは案件ごとに確認いたします。

見積もりの金額や費用の上限、検索順位や問い合わせの件数は、事前にお約束できません。補助金申請や法務判断に加え、専門的なセキュリティ監査や翻訳証明は当社のサービス対象外です。

予算の額と見積もりの頼み方が決まらずに止まっている段階こそ、ご相談いただきたいタイミングです。無料相談では、書き出した条件をもとに、三つの費用を分けて一緒に整理します。