目次
  1. 製造業のホームページ制作で決める7つの設計基準
  2. 技術名ではなく用途と加工可否まで示す
  3. 実績と品質情報を判断材料として並べる
  4. 問い合わせフォームを営業の確認票にする
  5. 制作会社と自社の更新責任を発注前に分ける
  6. 公開後は技術ページ別に検索と問い合わせを測る
  7. EQUAL DESIGNの対応範囲
  8. よくある質問
  9. まとめ
  10. 無料相談

製造業のホームページで問い合わせにつなげるために大切なのは、設備や技術名を多く載せることではありません。購買担当が「自社の条件に合う」と判断でき、その判断を保ったまま問い合わせへ進めることが先です。

制作前に決めるのは、技術、用途、加工可否、実績、品質、導線、更新の7点です。デザインやページ数を決める前に、この7点を営業と製造の共通の言葉にしておくと、サイトで伝える内容と、制作会社へ頼む範囲がはっきりします。

読み終えるころには、自社の主要な技術を一つ選び、7つの基準のどこが足りないかを発注前に確かめられるようになります。

製造業のホームページ制作で決める7つの設計基準

製造業サイトの7つの設計基準の図 技術 何を頼めるか 用途 自社の用途に近いか 加工可否 材質や寸法が合うか 実績 似た条件の経験 品質 検査と証明 導線 何を準備して相談するか 更新 公開後も正しく保つ 購買担当が判断できると問い合わせへ進める
技術から更新までの7つの基準がそろうと、購買担当が判断して問い合わせへ進めます。

製造業のサイトで決める基準は、次の7つです。技術名・用途・加工可否・実績・品質条件・問い合わせまでの導線・更新の担当を、購買担当が判断する順に並べると、各ページの役割がぶれにくくなります。

設計基準制作前に決めること読者が判断できること
技術工法、設備、得意な領域何を依頼できるか
用途業界、部品、使用環境自社の用途に近いか
加工可否材質、寸法、精度、ロット条件が合うか
実績課題、対応、結果同じような案件の経験があるか
品質検査、証明、管理体制求める品質を満たせるか
導線相談の条件、必要な資料、受付の項目何を準備して相談するか
更新担当、承認、期限、権限公開後も情報が正しく保たれるか

7点は同じ重さではありません。最初に主要な技術を一つ選び、その技術について7点がつながっているかを確かめます。全製品を一度にまとめようとすると、抽象的な会社説明に戻りやすいためです。

最初に手を付けるページは、アクセス数が多いページとは限りません。営業が繰り返し説明している技術、条件の確認に時間がかかる加工、相談の前に質問が多い製品から始めます。

技術ページに最低限置く情報

一つの技術ページには、技術の説明、対応する用途、対応できる条件、実績、品質の確かめ方、相談の方法を置きます。会社概要や設備一覧からも同じ情報へたどれるようにし、ページごとに違う言い方を増やさないようにします。

最初に作る一枚

営業担当が「このページを送れば初回の説明が進む」と言える一枚を先に作ります。サイト全体を作る前に、営業で使える一枚を試すと、残りのページの型も決めやすくなります。

技術名ではなく用途と加工可否まで示す

「精密加工」「高品質」「短納期」といった言葉だけでは、購買担当は自社の条件に合うかを判断できません。同じ加工名でも、材質、サイズ、精度、数量、後処理、検査、納期によって対応できる範囲が変わるからです。

技術の説明では、次の順に情報を置きます。

  1. どのような課題や用途で使う技術か
  2. 対応できる材質・寸法・精度・数量
  3. 対応が難しい条件と、個別の確認が必要な条件
  4. 代表的な工程と品質の確かめ方
  5. 相談するときに必要な図面や仕様

「対応できます」だけで終えず、条件を示すことが大切です。対応できない条件も隠さず、代わりの方法や個別の確認が必要な範囲を分けて書きます。そうすると、営業がすぐに検討を始められる問い合わせを受けやすくなります。

機密を守りながら具体的に書く

顧客名や図面を公開できない場合でも、業界、用途、課題、材質、工程、検査方法は名前を伏せて示せます。写真が使えなければ、工程の図、対応範囲の表、検査項目の例で判断の材料を補います。

検索のためだけに技術の言葉を増やさない

GoogleのSEO(検索エンジンに内容を理解してもらい、検索から見つけてもらうための取り組み)の入門資料である検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド※は、利用者が探すときに使いそうな言葉を考えるよう勧める一方で、同じ言葉を何度も繰り返すと利用者をうんざりさせ、キーワードの乱用はGoogleのスパムに関するポリシーに違反することにもなると書いています。読みやすく整理された、独自性のある、利用者を第一に考えた内容にすることも挙げています。技術の言葉は、用途と条件に結び付けて使います。

実績と品質情報を判断材料として並べる

実績のページは写真集ではなく、比べて判断するための証拠です。「何を作ったか」より「どの条件にどう対応したか」が読めるようにします。

実績の基本の形は、課題、条件、対応、確認、結果です。結果は売上や成果を大きく見せず、納期の調整、検査方法、工程の短縮、品質の安定など、確かめられる範囲で書きます。

品質の情報も、認証のロゴだけで終えません。対象の範囲、検査のタイミング、記録の有無、提出できる証明、異常が起きたときの連絡方法まで分けて書きます。購買担当が社内で説明するときに、そのまま使える形にすることが大切です。

実績ページから次の行動を選べるようにする

実績の最後には、関連する技術、対応できる条件、相談するときに必要な情報を置きます。「お問い合わせください」だけでは、読者は何を準備すればよいか分かりません。

企業向けサイトを商談につなげる設計も合わせて読むと、閲覧する人、比較する人、社内で決裁を通す人、営業のそれぞれに必要な情報を分けやすくなります。

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問い合わせフォームを営業の確認票にする

製造業の問い合わせフォームは、入力項目を増やせばよいわけではありません。最初の相談に必要な最低限の情報と、詳しい確認の段階で受け取る情報を分けます。

最初の画面では、相談の種類、用途、材質、数量、希望の時期、図面の有無を確かめます。精度、検査、後処理などは、自由記入の欄や次のやり取りに回せます。

フォームの目的は、営業が次に何を質問すればよいかを決められる状態を作ることです。送信が完了したかどうかだけでなく、返信の前に条件が合うかの確認を始められたかも見ます。

問い合わせボタンの言葉をページに合わせる

技術ページでは「この技術について相談」、実績ページでは「似た条件で確認」、品質ページでは「検査・証明について確認」のように、ボタンの言葉で次の行動を具体的に示します。

中小企業のホームページ制作の費用・期間・依頼先も読むと、限られた人数で強み、導線、更新をどう絞るかを考えやすくなります。

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制作会社と自社の更新責任を発注前に分ける

更新の担当を発注前に分ける図 技術情報 原稿 写真と図 公開後の更新について 自社が決めることと制作会社へ頼めることを並べ 担当 期限 権限を契約の前に決める
自社が決めることと制作会社へ頼めることを分け、担当・期限・権限を契約の前に決めます。

ホームページは公開後も、設備、対応範囲、実績、担当者が変わります。更新の担当があいまいだと、古い条件が残り、営業の説明とサイトの内容がずれていきます。

発注前に、技術の確認、原稿の承認、実績の追加、CMS(ページを更新するための管理画面)の操作、公開後の保守、数字の記録の担当を決めます。担当者の名前だけでなく、期限と必要な権限も決めておきます。

次の表は、一般に自社が持つ責任と、制作会社に依頼できることがある範囲の例です。どこまで引き受けるかは制作会社によって違うため、見積もりの段階で確かめてください。

作業自社の責任制作会社に依頼できることがある範囲
技術情報正確さと公開してよいかの確認読者向けの情報の整理
原稿最終の承認取材、編集、構成
写真・図機密の確認撮影、図解、表示用の調整
実装仕様の確認CMS、画面の表示、フォーム
保守連絡と判断更新、バックアップ、障害への対応
数字の記録営業の結果の記録検索やサイト内の行動のデータの整理

制作会社を比べるときは、完成時のページ数だけでなく、原稿作成、写真、旧サイトからの移行、権限、保守、数字の記録が見積もりに含まれるかを確かめます。含まれない作業を誰が担うかまで決めて、初めて比べられます。

公開後は技術ページ別に検索と問い合わせを測る

公開後は、サイト全体のアクセス数だけで判断しません。技術ページごとに、検索結果での表示、クリック、閲覧、問い合わせボタンのクリック、問い合わせ、条件が合ったかを順に見ます。

検索結果に表示されていなければ、その言葉で探す人がいるか、ページの担当者が誰か、そのページがGoogleに登録されているかを確かめます。登録されているかは、Google Search Console(Googleが無料で提供する、検索での表示状況を確かめる道具)のURL検査ツール※で、自社で所有を確認したサイトのページについて調べられます。クリックされていなければページの題名と検索した人の目的、読まれたのに動きがなければ判断の材料と導線を確かめます。

問い合わせの質は、アクセス解析だけでは分かりません。営業の台帳に、対象の技術、用途、条件、条件が合ったか、次の対応を残します。Webの数字と営業の結果を、同じページ単位で結び付けます。

改善は最初の詰まり一つに絞る

表示、クリック、閲覧、問い合わせを同時に直すと、何が効いたか分かりません。最初に止まっている段階を一つ選び、変える前と後を比べます。

たとえば検索結果に表示されているのに問い合わせがないなら、ページを増やす前に、用途、加工可否、実績、品質、問い合わせボタンの言葉を確かめます。表示自体がなければ、技術ページの担当者と、そのページで答える検索の目的を見直します。

EQUAL DESIGNの対応範囲

EQUAL DESIGNでは、ホームページ制作の中で、情報設計からデザイン・実装・基本的なSEOと公開時の設定までを行っています。制作方法はStudio(ノーコード制作)が300,000円から、オリジナルのWeb開発が500,000円からで、4ページほどの構成から10ページまで対応します。

技術の内容が正しいか、どこまで公開してよいかの判断は、自社の技術・営業・法務の担当の方に決めていただく部分です。

よくある質問

製造業のホームページ制作費は何で変わりますか?

ページ数だけでなく、取材、原稿、撮影、図解、製品検索、会員機能、社内システムとの連携、旧サイトからの移行、保守の有無で変わることが一般的です。見積もりでは、作るものと責任の範囲を分けて確かめます。

技術情報はどこまで公開すべきですか?

購買担当が自社の条件に合うかを判断できる最低限の条件を公開し、機密の情報は名前を伏せる、範囲で示す、個別に確認する、のいずれかに分けます。公開してよいかは、自社の技術・営業・法務の判断を優先します。

制作会社は製造業専門である必要がありますか?

業界の知識だけでなく、技術を用途と条件の言葉に置き換える力、情報の整理、公開後の更新の体制まで比べます。製造業の実績は判断材料の一つで、どこまで引き受けるかと責任の分け方も確かめます。期間や成果は、サイトの規模や自社の準備の状況によって変わります。

まとめ

製造業のホームページ制作は、会社案内を整える作業ではありません。技術、用途、加工可否、実績、品質、導線、更新を、購買担当が判断する一つの流れにつなげる設計です。

最初は主要な技術を一つ選び、7つの基準を埋めてください。足りない所が見えたら、全体の制作へ広げる前に、営業と製造と制作会社で担当を分けます。

無料相談

どの技術から書けばよいか決めきれない方や、今のサイトのどこが足りないかを知りたい方は、まず現状を一緒に確かめるところから始められます。

今のサイトと営業でよく受ける質問を一緒に見ながら、最初にまとめる技術ページと、7つの基準のうち足りない所を整理します。

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